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スタッフ同士をつなぐ

業務を毎日続けていると、いろんな課題にぶつかるものですが、最近特に感じているのがスタッフ間のコミュニケーションの問題。

いや別に特に仲が悪いとか、そういうことではないんです。みんなマジメだし心やさしい人が多い職場です。

でもね、ときどき感じるんだけど、スタッフ同士の伝達がよくないというか、なんというか。
たとえばお互いの仕事の領分には侵害しない、見ないのが礼儀、という感じがちょっとあって、「えー、こんなの直接訊けばいいのにー」とか、「言ってあげればいいがー」という場面が多いのです最近。

鳥取の人の特徴かもしれないけど、「ちょっと俺(私)にもよくわかるように教えてよ!」とか、「こんな雰囲気になってるんだけど、このまま行っちゃうとああなるけど本当にそれでいいのー?」とかを自分から口火を切って問題定義する人って少ないですよね。

私は以前、まったく別の事業所で働いていたとき、施設でおこなう行事の係をしていました。自分で言うのもなんですが結構がんばってました。自分の仕事があてにならないことはよくわかっていたので、いろんな人にいろいろとその都度お願いをして行事を乗り切っていました。ところがあるとき洗濯室の前を通りかかったとき、ある先輩が、「あいつはなんべんも確認に来てうるさい。そこまでせんでもよくわかっとるのに」と話をしているのを聴いてしまいました。
あの先輩はなんでも言うキャラなので仕方ないかとその時は思ったのですが、なんだか釈然としない。しつこいと言われても確認しないといけないことだってあるだろうと。

たとえばこういうのって、「知ってたけど言わなくてもいいのかなと思って」事故を招いたり、「本人が気づいてるだろうから特にいわなくてもいいかなと思って」苦情をいただいたり、ということにつながるんじゃないのかなあ。(ちょっと極端?)

第一、他人からみたら、「なんだか連携がよくないなあ」というのを思われてしまうと、「こんなところに頼んでも仕方ないか」となってしまうことだってあるんじゃないでしょうか。

コミュニケーションを活発にしていくことはたぶん、難しいことではないんだと思うんです。神戸女学院大学の内田樹先生の↓ブログに書いてありましたが、「私の仕事」はその境界線を「ここまで」と限定してはならない。ということだと思います。
http://blog.tatsuru.com/2009/06/18_1134.php



ところでこんなことこのブログに書いていいのかな?
サイトを移転して、ついでに試行錯誤の最中です。
by ikunosange | 2009-06-19 19:10 | 日々思うこと
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