カテゴリ:日々思うこと( 58 )

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

話題がちょっと古いですが、元日は雪が大変でした。
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携帯で撮った画像ですいません。お年玉でヾ(・ω・o) ォィォィ デジカメ買いましたので次回からは鮮明な画像を提供できるかと。左が「行徳いくのさん家」、右が湖山です。「木守舎」は撮り忘れました。

ありがたいことに、「行徳」と「木守舎」は建物の大家さんが入口をしっかり雪かきをしてくださっていました。申し訳ないです。感謝感謝ですm(._.)m
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by ikunosange | 2010-01-04 18:19 | 日々思うこと

いばる人

こういう仕事をしているとありがたいことに沢山の人とお知り合いになれるのですが、一番苦手なのは、なにかにつけて威張る人ですね。
男性に多いのですが、これまではとても低姿勢だったのに、自分の役職があがった途端に物の言い方まで横柄になってしまうとか、相手のことを偉い人かそうでないかで対応が違うとか・・・。

最近もなにかで有名になった人と久しぶりに会ったら、えらく威張った態度をされて不愉快な気持ちになりました。そうか、この人はそういう価値観で人を見ていたのか、と思うとしょんぼりしますね。
ぼくも立派な人間になったからねえ。まあ、チミもがんばりたまえ、みたいな。

「いばる」というのは他人から見て非常に恥ずかしい姿ですが、当人は気づいていないし恥ずかしいとも思っていないと思いますが、「いばる人」のすることは結局絶対にうまくいかないだろうな、と思います。
他人より偉くなりたいとか立派だと思われたいというのがモチベーションの人に皆がついてくるのではなく、自分はこんなことがしたい、こんなところをつくりたい、という目標にこそ皆がついてくると思います。


NHKで取り上げられて一躍「時の人」となり、講談社から本も出た千葉県の「井戸端げんき」の伊藤英樹さん。5年くらい前にも一度鳥取に来ていただいたことがあるのですが、有名になった今もまったく変わらず人懐っこい顔をしています。
彼の「井戸端げんき」には3回くらいお邪魔していますが、利用者さんも勤めるスタッフにも「居場所」となっているケアの在り方に、「いばる人」と対極のケアを観ました。
うれしいことに3月に倉吉で講演をしてくださることになりました。
詳しいことはまた書きますのでしばらくお待ちを。


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ところでこの写真は鳥取県庁の長寿社会課の前に置いてある、認知症サポーターのイメージキャラだそうです。名前はないのかな?かわいいロバですね。威張っていないです。
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by ikunosange | 2009-12-25 11:36 | 日々思うこと

広島で考えたこと

日曜日は、広島でおこなわれた小規模多機能全国セミナーの分科会1にパネラーの一人として参加させていただいて、木守舎のことを話させていただきました。
会場が大学の大きな講義室ということで大変緊張しましたが、他のパネラーの皆さんと責任分担できるので、内心は気が楽でした。
私の悪いところなのですが、自分の役目が終わるとボーっとしてしまい、会場のあちこちをキョロキョロして、集まっておられるいろんな人々をウォッチングしてしまいます。
あっ、あの人見たことある、どこかで会ったな、誰だっけ…とか。
他の方の話が耳に入らなくなって、突然司会の人に当てられてビビりまくる、ということによくなってしまうのですが、幸い今回は横のパネラーさんのパワーポイントを操作することになり、最後まで緊張感が保たれました。

今回ご一緒したパネラーで、広島県の「認知症の人と家族の会」の村上敬子さんのお話がとても印象に残ったので、一部分ですが書かせていただこうと思います。

私たちのような介護事業者をたとえば洋服屋さんとします。
認知症の人やその家族をたとえばお客さんとします。
服を買いに来たお客さんは洋服屋さんに尋ねます。「どんな洋服がいいかしら」
「こんなのはいかがですか?」と洋服屋さんはお店の中の在庫から服を勧めます。
ところがその勧めた服はというと、真夏なのにダウンジャケットだったり、真冬なのにタンクトップだったり、Lサイズの体型の人なのに「ほら、これなんか流行の最先端でおしゃれですよ」とSサイズを勧めたり。
もともとあまり種類のない中で勧めようとするから無理があるにもかかわらず、「他のはありませんか」と訊こうものなら、少しムッとして、「どこの店に行っても同じですからね」という感じ。洋服屋さんは自分の店の都合ばかり言っているのに気づいていない。

なるほどー。我々もそうかもしれない…。
利用する人のニーズは人それぞれ。在庫の都合に合わせてもらうのではなく、それぞれの暮らしに必要とする服があるはず。そこを忘れてしまってはその洋服屋さん(介護事業者)はお客さんから見放されてしまいます。

制度を生かすも殺すもすべては運用する人にかかっています。たとえば小規模多機能型居宅介護という制度には、特にそれが問われています。

明日もがんばろ。
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by ikunosange | 2009-12-21 22:49 | 日々思うこと

緑風高校で授業

先日この場でケアマネージャーの募集をさせていただきましたが、ありがたいことにお勤めいただける方がみつかりました。ご協力いただいた皆様に御礼を申し上げます。
一人用テーブルについても、某工務店さん(智頭/プラスカーサ)のご好意により、必要数を確保することができました。いろいろと情報をいただきまして、本当にありがとうございました。

さてところで近況報告です。毎日ブログに書きたいこと(ほとんどグチ)が山ほどありますが、しばらく前から気になっていて、近づくと不安で仕方なかったことがようやく済みました。緑風高校での授業(!)です。

鳥取県社会福祉協議会の田中さんからご依頼を受けまして、学生さんの貴重な45分間をお借りして、「介護保険制度」についてお話をさせていただきました。
とはいっても前半は自分のところの宣伝、後半は事例のお話であっという間に済んでしまいましたが・・・。

毎日授業をしている先生方は本当に立派ですね・・・。私は話している間ずっと生徒さんの表情ひとつひとつに動揺してしまいました。自分ではがんばったつもりですが、どう受け止めてもらえたかちょっと不安が残りました。

ところでこの記事はタダでいただいたネットブックを携帯端末につないで投稿しています。本当は毎日でもブログを書きたいのですが、仕事場では時間がないので・・・。これで少しは投稿が増えるかな???
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by ikunosange | 2009-12-14 23:16 | 日々思うこと

身体拘束とはなにか

先日、情報開示の調査を受けた時に調査員さんに、「運営規程」とか「契約書」などに「身体拘束をしません」という記載がないので追記するよう指摘を受けました。
ああー、そう言われたら確かに書いてない。

というか、身体拘束をしてるのかどうか、普段の仕事の中で意識することがなかったから書いてないのです。
玄関はいつも開けっ放しなので、お年寄りが「帰りまーす」と言われたらとりあえずついていくしか方法がない。

あらためて身体拘束ってどこまでを言うのか、職員会議で話題になりました。
たとえば立ち上がると転倒する利用者さんを立ち上がりにくいイスに座ってもらう。これは広義の身体拘束に当たると思うのですが、じゃあ、こけたら骨折する環境にあえて置いておくということはいいことなのだろうか、という議論もあろうかと思います。
ここの事業所はこういう方針ですから、といっても現実問題として通用しないのです。

うちの事業所は平成8年の開所以来、昼間に玄関を施錠したことはありません。
なぜか。
たしかに鍵をかけると安全かもしれませんが、鍵をかけてしまうことで徘徊ができなくなったお年寄りと私たちが向き合わなくなるからです。外に出られないのだから、わざわざ相手をしなくてすむ。
そこが職員>お年寄りの関係を生みだしてしまうからです。

鍵をかけてないと危なくないですか、といわれたら、もちろん危ないに決まっています。

以前、お年寄りが玄関から出て、道路に出たところで転んで頭を怪我したことがありました。
その後の対応のまずさでご家族に余計に多大な迷惑をかけてしまい、大きな問題になってしまったことがありました。これはすべて私の失態で起こったことなのですが、それでもそのことがあっても玄関に施錠をしようという意見はスタッフから挙がりませんでした。

こんどまた同じことが起こってもいいのか。そういう意見も当然あると思います。
玄関にカギをかけないのは、ただの自己満足ではないのか。
もしかしたら玄関にカギをかけざるをえない場面がいつかくるかもしれない。
でも、いつもなんとか乗り越えてきました。

そういえば、いつも愚痴を聴いてくれていた障がいのある友人からこう言われたことがありました。
「玄関に鍵をかけてないだけでも十分立派じゃないか」

無責任な態度かも知れませんが、スタッフみんなの判断を信じています。


画像は哲学者ミシェル・フーコー。医療や福祉によっておこなわれる治療や安全を目的とした管理を、「新しい形の権力」と喝破した偉人。

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by ikunosange | 2009-11-30 19:01 | 日々思うこと

個室化と、昔の家

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以前に見学させていただいた博多の「宅老所よりあい」で驚いたこと。
それは入居者の部屋と、みんなが集う居間の位置関係が絶妙なことでした。

たとえば世間一般的なグループホーム施設や小規模多機能施設だと、宿泊される人数分の個室を配置するため、廊下沿いに部屋が並んで、それに居間がくっついて、さながら学生アパートのような建物になってしまっています。
ところが「よりあい」では、個室と居間との境目が障子や襖を使ってわざとあいまいになっているため、広げれば居間と一体的に使うことができるのです。特に新築で建てた「第2よりあい」はその意図がわかりやすく、廊下とおぼしき空間が少ないので、まるで戦前に建てられた屋敷のような「田の字」配置になっています。

ここ10数年くらい前から、日本の高齢者施設は個室化を推し進めてきました。たしかにプライバシーの問題やその人らしさを大切にしたケアを目指すとそういう方向性は正しいのかもしれません。
しかし現場で実際に高齢者(とくに認知症の方)と毎日接していると、「ひとりで過ごす」ということが困難になってしまう、ということに直面します。
たとえば普段は自宅で一人暮らしをしていたり、グループホームの個室で過ごしているけれど、夜になると「不安になって寝れない」という人はとても多いのです。これまでに何度も「誰かか横にいて寝てくれるだけでいいんだけど・・・」という訴えを聴きました。

将来のたとえば団塊の世代が高齢者になったとしたらまた違うのかもしれません。生活習慣も変わっているし、もっとその人らしさ、個室ということにこだわるかもしれない。
でも、やっぱり「一人は淋しい」という気持は変わらないと思います。

施設を実際に建てるような人は、今の自分の価値観で建物をプランニングしてしまうと思うのですが、「よりあい」はそうではありませんでした。


全国的に有名で見学者の絶えない「宅老所よりあい」。
本当に奥が深いです。
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by ikunosange | 2009-10-29 12:41 | 日々思うこと

台風・・・!

台風が近づいています!
というわけで急遽、一人暮らしの方がお二人「お泊り」になりました。
おひとりは自分から「ひとりは怖いから泊めて!」と涙で申し出られまして、もう一人はこちらからお勧めしたところ納得していただけました。

市役所から届いた「安全・安心メール」によると、明日8日(木)の午前中が一番鳥取に接近するそうです!
皆様も家の戸締りや周囲などに充分お気をつけください。

ところで明日と明後日、有償ボランティアの「やすらぎ支援員」養成講習を予定しているのだけど、はたして開催できるのかしら・・・。
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by ikunosange | 2009-10-07 17:33 | 日々思うこと

おかしな飲み会

先週の土曜日、大阪の「祥の郷」という宅老所で、全国の若手宅老所関係者の集まりがあって、参加させていただいたことを詳しく書こうかと思いましたが、広島の「玄玄」の藤渕君のブログの写真をみていただくことのほうがわかりやすいと思います。

http://ameblo.jp/kaigo-gen-gen/day-20090922.html

個人的には千葉県木更津の「井戸端介護」の伊藤さんと久しぶりにお話しできたことが楽しかったです。
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by ikunosange | 2009-09-23 09:58 | 日々思うこと

移転の準備

突然ですが、商栄町でおこなっている居宅介護支援(ケアプラン作成など)の事務所を移転することになりました。10月1日からは「行徳いくのさん家」の新築部で業務を行います。

移転先 「行徳いくのさん家」 鳥取市行徳3丁目732番地
 ※電話やFAXは変わりません。

移転場所は「聖神社」の近くで、「旧行徳通り」といいまして、100円バスの「くる梨」も通ります。すこしわかりにくい場所に移ってしまいますが、今後ともご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。


移転まであと2週間を切りましたので、今日はトラックをお借りして、ガタイのいい男連中で大きな家具を引っ越ししました。がらんとしてしまった商栄町の事務所を見ると、2年前に飛び込みで来たのにも関わらず、二つ返事で貸してくださった道盛商店さん、おしゃれな事務所にしていただいた「工作社」さんのご厚意を思い起こしました。

道盛商店さんのこの建物は、お菓子の卸問屋で、私たちが借りていたのはその事務所部分。倉庫としての機能性を重視したこの建物は、クールでとてもかっこいいです。
次に借りて入られる方々はクリエイティブなお仕事と聴いておりますので、この素敵なテナントをうまく活用されることと思います。
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by ikunosange | 2009-09-18 18:12 | 日々思うこと

地域の支え

ある一人暮らしの利用者さんのことで、担当の民生委員さんと話をした。

昼夜を問わず荷物をかついで徘徊をされ、近所の玄関の扉を叩いたりで、周りがかなり困っているとのことで、この民生委員さんは地域の調整役として、家族や、行政、介護サービスのあいだに入って格闘している。そして私たちに対して、怒っている。


その民生委員さんの言葉。

「私は細かい制度のことはよくわからないので、自分の耳で聴いて考え、体験したことで言わせてもらう。」

「この町には今、独居の高齢者で三人くらい困難なケースがあって、似たようなことで困っている。それは、本人にはもう一人暮らしが難しいのに、その家族は介護サービスがなんとかしてくれると思っていること。」

「介護サービスはというと、本人や家族の意思が大事だという。でも介護サービスは、自分たちがおこなっているサービスの時間以外は、地域が本人をみているのだということを、てんでわかっちゃいない。」



その「てんでわかっちゃいない」介護サービスたる我々は、そのお年寄りのご飯の心配からお金の管理まで、いろんなことを多面的に支援してきた。しかし、地域からすれば、そのお年寄り個人の生活を支えるという狭い視点からでしか地域を見てない、と言われても仕方がないのかもしれない。

「支えたいのはよくわかる。もちろんそれは私らも同じ。だけど支えているのは介護サービスだけじゃない。地域のことも忘れるな。」

民生委員さんのド迫力のまくし立てが耳に残った。
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by ikunosange | 2009-09-11 17:53 | 日々思うこと