カテゴリ:日々思うこと( 58 )

一人用テーブルを探してます

いままで六角形の介護用テーブルを使ってきましたが、これだと大施設みたいで嫌になりまして、ソファや籐椅子や小さなテーブルを買い集めて、居間の雰囲気作りに努めています。

なかなかこれといった物に出会わなくて苦労していますが、特にテーブルがなくて、あちこちのお店を回ってもいい物がありません。

小テーブル、気の利いた言葉でいうと「カフェテーブル」とか「サイドテーブル」というのでしょうか。籐椅子やソファに腰かけた状態で、お茶をしたり、ご飯を食べたりできる一人用のテーブルのことです。

ところが大抵のお店に置いてあるサイドテーブルというのは、応接セットのテーブルのように高さが低く、一人掛けの籐椅子やソファでは高さが合わなくて使いづらいものが多いのです。

たとえば応接セットのテーブルの高さはだいたい35~40㎝くらい。これだとご飯を食べるのには低すぎるので、a0129078_18102443.jpg50~60㎝くらいがよい高さかと思います。



というわけでお願いですが、お近くに一人用テーブルがございましたらご一報いただけないでしょうか。




(条件)

①天板の高さが50~60㎝であること。
②無料もしくは格安(最大5000円以内)でお譲りいただけること。


(連絡先)

メール  ikuno※hal.ne.jp (注意 ※を@に直してください)
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by ikunosange | 2009-09-02 18:13 | 日々思うこと

建築的音楽

大きいとか小さいとか規模に関係なく、すぐれた建築に出会うとドキドキします。
「すぐれた」の価値判断はそれぞれだと思いますが、デザイン性と機能が見事にカチッと決まっているものが好きですね。有名な建築家で言えば、中村好文さんの作風に惹かれます。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060413/index.html

ところでクラシック音楽には、パースペクティブ(建築の透視図法)を感じるものがありまして、たとえばブルックナーという作曲家の交響曲第5番は、「壮大なゴシック建築」のようだとよく評されることが多いです。
冒頭の荘重なコントラバスのピッチカートは、まさにこれから棟上げが始まるかのようです。

しかしブルックナーは相当なクラシック好きでないと、聴くのが辛い(とても長いし、くどい)ので、もうひとつお勧めがあります。
バッハの無伴奏チェロ組曲を、サキソフォンで吹いたこのCD。演奏はすごいし録音もいい。じっくり耳を傾けてもいいですが、BGMとして聴いても最高です。バッハ?クラシック?などと構えなくても、素直に楽しめますよー。ほんとにおススメです。

a0129078_18533462.jpghttp://www.amazon.co.jp/CELLO-SUITES-YASUAKI-SHIMIZU-SAXOPHONETTES/dp/B000NVTI4A/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=music&qid=1251796612&sr=8-4
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by ikunosange | 2009-09-01 18:53 | 日々思うこと

ちゃぶ台を見直す

博多の「よりあい」を見学させていただいて、特に印象に残ったことのひとつが空間活用のうまさです。

村瀬孝生さんが著書に、「日本という国は腰から下の空間の使い方が豊かである」というような事を書いておられました。「よりあい」の建物はたしかに空間の使い方が巧みで、とくに「ちゃぶ台」がとても効果的な役割を果たしていました。

丸い「ちゃぶ台」には上座も下座もありません。偉い人もそうでない人も、ちゃぶ台を囲めばひとつの輪の中。腰を下ろすだけでなんだかやさしい気持ちになれます。「食べる」ということが生活の中心になります。
まさに日本版のスローライフを表しているような気がしませんか。

いままで「いくのさん家」は、「正しいイス」と「正しいテーブル」がある暮らしが「正しい介護の場」であるように思っていました。「よりあい」を見たことで、机とイスの空間が、「介護する人」「される人」であるような気がしてきました。
a0129078_19373151.gif



「ちゃぶ台」といえば星一徹ですが、星家の「ちゃぶ台」は四角のようです。丸だったらよかったのに(笑)
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by ikunosange | 2009-08-25 19:38 | 日々思うこと

ぽすと

智頭の板井原集落で以前「野土花」という古民家カフェをしていた澤田直見さんが、この4月から、同じ智頭の早瀬というところにある元郵便局の建物をつかってカフェとギャラリーを始められました!!!
「野土」は「野土」に変わり、今は別の方が経営をしておられ、そちらも素敵ですが、私は澤田さんの独特の世界に興味があって、いつ再開してくれるのかと首を長くして待っていました。
新しいお店の名前は「野原のCAFE ぽすと」。
期待通りの素晴らしいお店ですYOOOOO!!!
古びた郵便局の建物の良さ+澤田さんの世界が絶妙の空間を演出しています。
鳥取から行くと少し遠いですが、一度は訪れる価値は保証します。ぜひとも訪れてみてください。

場所 智頭町早瀬271-3
電話 (0858)78-0300
営業日は土・日・月のみ
営業時間は朝11時頃~日暮れまで

澤田さんのHP
http://www.nohara-29.com/
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by ikunosange | 2009-08-24 11:33 | 日々思うこと

「認知」が入る

先日とある専門職と、あるお年寄りのことでお話をしていた折のこと。
その人が何度も「認知が入って」を連発されたので違和感を感じました。

「認知が入る」というのは、要するにそのお年寄りが「認知症になった」ということなのですが、認知症というものを、あたかもそれまで正常だったのに、突然そうなってしまったかのように、スイッチの切り替えでも起こったかのように、突然悪い虫がくっついてきたかのような比喩のように聞こえて、なんだか不思議な気持ちになりました。

だいいち、「認知」「認知」って気どって縮めてみんなよな。
専門家ぶる人にかぎってそういう言葉づかいをする人がいるけど、正直かっこ悪いと思う。

「認知」なんて言葉でなく、ナマの本人と向き合うこと。
所詮言葉なんてものは、あとから言い訳のようについてくるもの。

 
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by ikunosange | 2009-08-20 19:20 | 日々思うこと

現代リーダー論

現代最高のオーケストラ、ベルリン・フィルのブラームスの交響曲の新しいCDが出ましたので早速買いました。指揮者は音楽監督のサイモン・ラトル。落語家でいえば、新作ばかりする真打がやっと古典を取り上げてくれた、といった感じです。

http://www.hmv.co.jp/product/detail/3622155

さて演奏ですが、うーん、と唸りました。指揮者の個性、というよりはオーケストラの個性が前面に出た演奏です。ラトルという指揮者の方法論の個性といえばそうなのかもしれませんが。

これまでの音楽監督、たとえばフルトヴェングラーは会社でいうと伝説のカリスマ創業者。
カラヤンはビジネスライクでスマートな経営方針の独裁者。ただし晩年は社員の猛反発で引退。アバドは経営の民主化に努めたが、リーダーシップを疑われ、ストレスと過労で辞任。
さてラトルといえば?

ベルリン・フィルの歴代音楽監督の演奏方針は、そのまま時代の空気を表していて面白いです。このオーケストラは奏者ひとりずつがソリスト級のスターぞろい。荒馬だらけのこのオケを自分色に染められるほどのカリスマはラトルにはないし、必要ともされていない。ならば奏者ひとりずつの技巧を最高度に発揮できる演奏にすればよい、と考えたのかもしれません。

というわけでこのブラームス、ある意味凄い演奏です。最近流行っているパズル分析系の演奏とは違い、奏者の自主性に任せた結果、お互いの音をあまり聴き合うことのない、やかましい(失礼)演奏です。映像で見るとラトルは強制せず、むしろ煽るような指揮をしています。
ライブだからかもしれません。これがスタジオ録音だったらまた結果は違ったかも。

もしカラヤンとチェリビダッケが生きていて、客席でこの演奏を聴いたらどんな感想を述べたか訊いてみたいものです。
カラヤン「フレーズはもっとレガートでつながないと美しくないぞ」
チェリビダッケ「これではまるで水田に落ちた戦車を引き上げる音だ」

なんて。
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by ikunosange | 2009-08-06 09:41 | 日々思うこと

自販機萌え

久しぶりに暑くなりそうですね。ようやく雲の形が夏らしくなってきました。
鳥取市河原町の西田農園を皆さんご存知ですか?
http://www.shokokai.or.jp/houki/31/3120120073/index.htm

昭和の雰囲気そのままの自販機がたくさん置いてあるドライブインです。熱いうどんが出てきたり、いなり寿司が売ってあったりと、ハイテクとは別の、昭和のメカを堪能できる空間です。
ああいう自販機に「萌え」を感じる私ですが、世間はさすがに広い。
こんなDVDを発見しました。
30代以上には懐かしいNHK番組「できるかな」のノッポさんこと高見のっぽさんが出演し、
昭和の自販機について熱く語っているようです。

http://www.keibunsha-books.com/cgibin/hotcake04.pl?SeihinName=%83m%83b%83%7c%82%b3%82%f1%82%c6%8ds%82%ad%8f%ba%98a%82%cc%83X%83L%83%7d%92T%96K%81%40%8e%a9%94%cc%8b%40%95%d2
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by ikunosange | 2009-08-03 12:20 | 日々思うこと

「願い」

谷川俊太郎 「願い」


いっしょにふるえて下さい
私が熱でふるえているとき
私の熱を数字に変えたりしないで
私の汗びっしょりの肌に
あなたのひんやりと乾いた肌を下さい

分かろうとしないで下さい
私がうわごとを言いつづけるとき
意味なんか探さないで
夜っぴて私のそばにいて下さい
たとえ私があなたを突きとばしても

私の痛みは私だけのもの
あなたにわけてあげることはできません
全世界が一本の鋭い錐でしかないとき
せめて目をつむり耐えて下さい
あなたも私の敵であるということに

あなたをまるごと私に下さい
頭だけではいやです心だけでも
あなたの背中に私を負って
手さぐりでさまよってほしいのです
よみのくにの泉のほとりを


先日お邪魔した「第2宅老所よりあい」の村瀬孝生さんのお気に入りの詩です。
村瀬さんはこの詩のことを、「すべてが見透かされるほどの高みと、地を這うかのようなリアルさと、どんなに目をこらしてみても見通せない深みが潜んでいる」と書いておられました。



         
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by ikunosange | 2009-07-24 18:17 | 日々思うこと

宅老所よりあい視察

先週、博多の「宅老所よりあい」と「第2宅老所よりあい」に行ってきました!!!
このあいだ木守舎セミナーにご出演いただいた下村恵美子さんと村瀬孝生さんの事業所です。

「よりあい」といえば、全国の高齢者施設として一番有名といっても過言ではないと思います。
かの三好春樹さんは、「北欧に行かなくても日本には『よりあい』がある」と常々仰られ、
かの谷川俊太郎さんも、「ぼけたら『よりあい』に行く」と公言して憚らない、あの「よりあい」です。

実は私は今から約9年くらい前に一度お邪魔してますが、その当時は今の建物の「第2」ができていませんでしたので、あのこだわりのケアの「よりあい」が新築を建てたらどんな建物になるのか、とても楽しみにしていました。

特急と新幹線を乗りついで博多に行きました。着いてすぐに本家「よりあい」に寄らせていただき、翌日の午前中には「第2」を見学させていただきました。うれしいことに「よりあい」の皆さんが歓迎会までしてくださり、もつ鍋とビールを堪能いたしました。翌日のお昼は博多ラーメン!!! 食べ物のことばかり書いてはいけませんね。

見学の感想は・・・いまだ興奮していて言葉に表せません。ご迷惑も顧みず、鳥取に戻ってからすぐにもう一度近いうちにお邪魔できないかお願いしてしまった、といえば興奮ぶりが伝わってくるのではないでしょうか。
言葉で表そうとすると、陳腐な言葉しか出てきません。またいつか書きたいと思います。

ところで「第2よりあい」の建物については以下のサイトに写真が公開されています。知らなかったけど、「チルチンびと」という雑誌にも載ったのだそうです。バックナンバー探してみます。

http://www.fuudo.com/works/works-iryou-2yoriai.html

↑ 一番下のスライドショーがお勧めです。
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by ikunosange | 2009-07-20 19:08 | 日々思うこと

いのちのおわりに

まだ来年のことではありますが、「日本ホスピス・在宅ケア研究会」の全国大会が鳥取でおこなわれます!
実行委員会の大会長は「野の花診療所」の徳永進先生です。
いやー、凄いゲストの名前が挙がっていますよ。

一例ですが、おなじみ谷川俊太郎さん、玄侑宗久さん、一青窈さん(予定)!!!、鷲田清一さんなどなど。
他にも著名人がたくさん出演されるそうです。

介護現場からも、阪井由佳子さん(富山・にぎやか)、柴田久美子さん(隠岐島・なごみの里)、鳥海房枝さん(東京・清水坂あじさい荘)、安西順子さん(千葉・ひぐらしのいえ)がそれぞれのお立場でターミナルケアについてお話をされる予定です。

来年は今年よりもさらに暑い、いや熱い夏になりそうですね!!!

全国大会の詳細はこちら http://hospice18.web.fc2.com/
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by ikunosange | 2009-07-15 16:42 | 日々思うこと