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身体拘束とはなにか

先日、情報開示の調査を受けた時に調査員さんに、「運営規程」とか「契約書」などに「身体拘束をしません」という記載がないので追記するよう指摘を受けました。
ああー、そう言われたら確かに書いてない。

というか、身体拘束をしてるのかどうか、普段の仕事の中で意識することがなかったから書いてないのです。
玄関はいつも開けっ放しなので、お年寄りが「帰りまーす」と言われたらとりあえずついていくしか方法がない。

あらためて身体拘束ってどこまでを言うのか、職員会議で話題になりました。
たとえば立ち上がると転倒する利用者さんを立ち上がりにくいイスに座ってもらう。これは広義の身体拘束に当たると思うのですが、じゃあ、こけたら骨折する環境にあえて置いておくということはいいことなのだろうか、という議論もあろうかと思います。
ここの事業所はこういう方針ですから、といっても現実問題として通用しないのです。

うちの事業所は平成8年の開所以来、昼間に玄関を施錠したことはありません。
なぜか。
たしかに鍵をかけると安全かもしれませんが、鍵をかけてしまうことで徘徊ができなくなったお年寄りと私たちが向き合わなくなるからです。外に出られないのだから、わざわざ相手をしなくてすむ。
そこが職員>お年寄りの関係を生みだしてしまうからです。

鍵をかけてないと危なくないですか、といわれたら、もちろん危ないに決まっています。

以前、お年寄りが玄関から出て、道路に出たところで転んで頭を怪我したことがありました。
その後の対応のまずさでご家族に余計に多大な迷惑をかけてしまい、大きな問題になってしまったことがありました。これはすべて私の失態で起こったことなのですが、それでもそのことがあっても玄関に施錠をしようという意見はスタッフから挙がりませんでした。

こんどまた同じことが起こってもいいのか。そういう意見も当然あると思います。
玄関にカギをかけないのは、ただの自己満足ではないのか。
もしかしたら玄関にカギをかけざるをえない場面がいつかくるかもしれない。
でも、いつもなんとか乗り越えてきました。

そういえば、いつも愚痴を聴いてくれていた障がいのある友人からこう言われたことがありました。
「玄関に鍵をかけてないだけでも十分立派じゃないか」

無責任な態度かも知れませんが、スタッフみんなの判断を信じています。


画像は哲学者ミシェル・フーコー。医療や福祉によっておこなわれる治療や安全を目的とした管理を、「新しい形の権力」と喝破した偉人。

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by ikunosange | 2009-11-30 19:01 | 日々思うこと

小規模多機能へ転換

ケアマネ募集の件ですが、ひきつづきご協力をよろしくお願いします(ノд・。) グスン

さてこれまでデイサービスでおこなってきた「木守舎」ですが、来年1月から、小規模多機能型居宅介護に事業転換しようと画策しています。
理由は独居の方に生活支援を含めた支援をする必要が高まったから等々・・・です。
利用者さん、ご家族さんに迷惑がかからないよう、お一人ずつのケアマネさんと連携して転換を進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたしますm(._.)m
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by ikunosange | 2009-11-27 18:19 | 木守舎

ケアマネさん募集

ケアマネさんを募集!します。

高齢者の在宅支援に取り組んでくれる熱い人を求めています。
はっきりいって大変な仕事です。ときには昼も夜もありません。休みの日でも電話がかかってきます。毎日めんどうなことばっかり起こります。いろんな人と協力したり衝突したりします。何でこんなことまで・・・と思うことまでするはめになります。心配したり腹が立ったり涙も出ます。こんな業務を続けていると感情が豊かになります。

というわけで普通に考えたら割に合わない仕事ですが、やりがいだけはどこにも負けません。
やさしくてすてきなスタッフがいっぱいいます。初心者でもだいじょうぶ。
職場は壁の色がちょっと変わってて、シャンデリアも下がってます。
こんな仕事場でよければ私たちといっしょに働きませんか。


(募集内容)

職   種  介護支援専門員1名
雇用形態  常勤(非常勤も可)
勤務先    居宅介護支援事業所(行徳)
採用方法  面接
雇用時期  即時

お問い合わせはメールでお願いします。アドレスは ikuno※hal.ne.jp
(※を@に変えてください)

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by ikunosange | 2009-11-02 18:21 | 募集