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建築的音楽

大きいとか小さいとか規模に関係なく、すぐれた建築に出会うとドキドキします。
「すぐれた」の価値判断はそれぞれだと思いますが、デザイン性と機能が見事にカチッと決まっているものが好きですね。有名な建築家で言えば、中村好文さんの作風に惹かれます。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060413/index.html

ところでクラシック音楽には、パースペクティブ(建築の透視図法)を感じるものがありまして、たとえばブルックナーという作曲家の交響曲第5番は、「壮大なゴシック建築」のようだとよく評されることが多いです。
冒頭の荘重なコントラバスのピッチカートは、まさにこれから棟上げが始まるかのようです。

しかしブルックナーは相当なクラシック好きでないと、聴くのが辛い(とても長いし、くどい)ので、もうひとつお勧めがあります。
バッハの無伴奏チェロ組曲を、サキソフォンで吹いたこのCD。演奏はすごいし録音もいい。じっくり耳を傾けてもいいですが、BGMとして聴いても最高です。バッハ?クラシック?などと構えなくても、素直に楽しめますよー。ほんとにおススメです。

建築的音楽_a0129078_18533462.jpghttp://www.amazon.co.jp/CELLO-SUITES-YASUAKI-SHIMIZU-SAXOPHONETTES/dp/B000NVTI4A/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=music&qid=1251796612&sr=8-4
by ikunosange | 2009-09-01 18:53 | 日々思うこと
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